取り付け時のポイント・感想
[車種名]プジョー
リアテールの塗装の劣化部分を修復する作業について説明します。
作業は効率的に進めるために5倍速の下地処理を取り入れています。
まず、
劣化してパラパラと剥がれている塗装をカナベラを使って丁寧に剥がし、
その後、
剥がした部分が他の塗装面と同じ高さ（ツライチ）になるよう、
サンドペーパーで研磨します。
使用するペーパーの目は1000番から始め、
次に1500番を使用して仕上げます。
特に、
剥がれた箇所と周囲の塗料との境目の凹凸部分については、
細かく丁寧にペーパーをかけてください。
研磨の確認は、
本体を水で湿らせた後、
目を閉じて指で撫でることで行います。
このとき、
指に引っかかりを感じなければ、
表面が十分に滑らかになっている証拠です。
目指すのは「ツルツル」の状態です。
この下地処理が完了したら、
次にボカシ剤、
本塗料、
再度ボカシ剤を順番に使用して塗装作業を行います。
このプロセスを計5回繰り返し、
最後にクリア塗装で仕上げます。
さらに、
タッチガンを使用する場合のポイントについて補足します。
タッチガンを効率よく使うには、
ボカシ剤用と本塗料用の最低2個のタッチガンを準備し、
交互に使用すると作業がスムーズです。
また、
作業時間を短縮するため、
タッチガンにホッカイロを貼り付けて温めておくと、
塗料の扱いやすさが向上します。
この方法はわかりにくいかもしれませんが、
作業効率を高めるための裏技としておすすめです。
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