取り付け時のポイント・感想
[車種名]マツダRX-8初期型
8月の後半に急にエアコンの風が出なくなり、 走行中は冷たい風が感じられたためエアコンコンプレッサーそのものは生きていると思われましたが、 送風がまったくされない状態に悩まされました。 まずは中古のブロアモーターを購入して交換してみましたが、 残念ながら状況は変わらず、 ネットでさらに調べるうちにスズキモータースさんの動画を見つけたことをきっかけに、 思い切ってヒーターレジスターを取り寄せてみることにしました。 取り付け自体は大きく時間のかかる作業ではなく、 工具がしっかり揃っていれば5分から10分ほどで完了します。 必要となるのは、 100均で手に入るドライバーセットや、 ダイソーで550円ほどで購入できるラチェットレンチセット(ドライバーが付属しているタイプ)くらいです。
作業手順としては、 まず小さめの作業スペースに体を潜り込ませる必要があるため、 体格の大きい方ほど苦労するかもしれません。 無理な姿勢が続いて肋骨や脇腹を痛めないよう、 毛布やクッションを使って保護しながら行うと良いでしょう。 最初にヒーターレジスターを固定しているネジを外しますが、 上側のネジはスペースが狭いうえに固いことが多いので、 勢い任せに回すよりはラチェットレンチやドライバーの延長パーツを組み合わせて少しずつ外すと楽に作業できます。 ネジが取れたら本体をゆっくりと引き出し、 配線を切らないよう注意しながらカプラーを外します。 ヒーターレジスターには丸いネジ穴と角ばったネジ穴がひとつずつあり、 受け側にも同じ形状が対応しているため、 組み付けの向きを間違える心配はありません。 カプラーも同様に形状が決まっているので、 外したときと同じ向きで差し込めば大丈夫です。 新品のヒーターレジスターを同じ手順で組み戻していき、 最後にエンジンをかけて送風を確認したところ、 しっかり風が出るようになり、 ようやく快適なエアコン環境を取り戻すことができました。 これで真冬の早朝出勤にも耐えられそうですし、 フロントガラスの霜取りもスムーズに行えるようになります。 今回の一件で、 スズキモータースさんの動画はとても参考になり、 大変助かりました。 工具は100均のドライバーセットとダイソーのラチェットレンチ(延長付き)9ミリを組み合わせるのがちょうど良かったため、 同じような症状にお悩みの方にはぜひおすすめしたい方法です。
この部品をYahoo!で見る
この部品を楽天市場で見る
この部品をAmazonで見る
|