日産 その他 フイルターAssy一式ーオイル 31726-3xx0a |
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日産純正部品 取り付け 交換
その他
フイルターAssy一式ーオイル
品番 31726-3xx0a
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取り付け時のポイント・感想
[車種名]ハスラー
[取付のコツ・商品の感想]
縁があり、 10万キロ超のハスラーを入手したので今回の作業となりました。
ディーラーでは、 通常ハスラーのCVTフルードは交換不要のようですが、 心配なのでCVTストレーナー、
CVTオイルパンガスケット、 バルブボディフィルター、 Oリング
それとCVTフルード(グリーン2)メーカー純正オイルを交換して行きます。
然し乍ら、 オイルストレーナー、 バルブボディフィルターはディーラーで部品単体の供給が無く
ストレーナーは年式の近いハスラーの物、 オイルフィルターと、 Oリングは日産純正品を取り寄せる運びとなりました。 (1型ハスラーはストレーナーの単体の部品はないそうです…)
交換対象車両のハスラーは1番外側に、 電動オイルポンプが存在していて、 ネットに上がってる情報と
少々違いがありますが、 基本は同じ様です。
作業し易さを重視します。
【?CVTフルードを抜き取ります。 】
下側ドレンと、 レベルゲージから抜き取る機械が有ればそこからも抜き取ります。
左タイヤを外し、 プラスチック製のサイドカバーを外します。
【?カプラ取り外していきます】
目の前に黒い円筒状のパーツが、 電動オイルポンプ、 左手にバルブボディへ通じる集中ハーネスの
カプラが有ります。 コレも円筒形状の物です。
それぞれのカプラを外します。 オイルポンプのカプラは通常の爪を摘んで外します。
バルブボディのハーネスは、 外周のスリーブを回すとカプラが迫り上がって来て外れる構造みたいです。
【?電動オイルポンプを外します。 】
4mmヘキサゴン2本で固定されています。 この際、 オイルポンプを持ち上げると、 オイルポンプ内部の
トロコイド内歯車がCVT側に残るので気を付けて持ち上げて下さい。
【?フィルターケースを外します。 】
漸くバルブボディフィルターケースが正面に現れましたので、 10mmを緩め、 左上に固定の爪が有ります
ので左に少し回して手前に引き抜いて下さい。
【?フィルターを交換します。 】
フィルター取り付け側にゴムパッキンが有りますが、 コレは簡単に手前に引き抜いて下さい。
【?組み上げていきます。 】
あらかた清掃をしたのち新しいフィルターゴム部にCVTフルードを少量塗布して押し込んで取り付けます。
【?フィルターケースを戻します。 】
この際ケースには、 取り付け部外周にOリングがあるので交換します。 こちらも少量CVTフルードを
塗布して外した手順と逆手順で組み付けます。
【?電動オイルポンプ、 カプラを組み立てます。 】
CVT集中ハーネスも逆の手順です。 外れた位置でカプラを少し押し込み外周のスリーブを回すと、
下へカプラが入っていきます。 最後まで入れば爪がロックした音がしますので、 しっかり最後まで
入れて下さい。 電動オイルポンプは外れたトロコイド内歯車の上下が入れ替わらない様に、
ポンプ内へ戻して下さい。 まだポンプのセンターに軸が出ているので、 軸の位置、 固定ネジの位置をよく確認してCVT本体へ取り付けして下さい。 まだポンプ断面にOリングが居るので交換を忘れない様に
して下さい。
【?全てを組み立てて行きます。 】
電動オイルポンプのカプラ取り付け、 サイドカバー取り付けをして交換作業は終了です。
ただしオイル漏れがないか、 確認するためにカバーは最後の最後に組み付けした方がいいと思います。
≪次にストレーナーを交換します。 ≫
【?オイルパンを外します。 】
オイルパンを固定している10mmボルトを緩めて行きますが、 オイルパン内部にはまだオイルが残って
居るので車両後方より外して行くと、 取り外し中の大惨事を間逃れる事が出来ます。
オイル受け皿は用意必須です。
【?ストレーナーを交換します。 】
ストレーナー本体は10mm3本で固定されていますので、 ボルトを外しストレーナーを手前に引き抜きます。 この際ストレーナーについて居るOリングが車両側に残ってしまう事があるので、 気をつけて下さい。
【?ストレーナーを取り付けます。 】
ストレーナー取り付け部、 オイルパン接触面、
オイルパン内部を清掃します。 今回の車両は正確には12万キロの走行なので、 鉄粉とオイルで大変汚れている状態でしたので、 良く洗います。 この際オイルパンの内部に鉄粉回収用の磁石が2個ありますので、
それも綺麗にします。 清掃が完了するぐらいにはCVTから滴るオイルもだいぶ減って居るので取り外しと、 逆の手順でOリングにオイルを塗布、 ボルトを固定して終わりです。
【?オイルパンを組み立てます。 】
綺麗にしたオイルパンに清掃した磁石を元の位置に戻し(プレス痕があります)新しいガスケットを重ねます。 CVT側もガスケット接触面を綺麗にします。 ガスケット接触面にオイルが垂れる前に
素早くオイルパンを合わせボルトで仮固定した後、 規定トルクで締め付ければ完了です。
【?CVTフルードを入れて行きます。 】
最初に抜き取りをした量より交換作業中にダラダラ出てきているオイル量もあるので、
抜き取りしたオイル量プラスアルファ分は用意しておいた方が安全です。 今回は4リッター缶丸々
使用して丁度でした。
【?最後に】
ある程度CVTフルードを入れた後、 エンジンをかけてオイルレベルを確認して行きます。
暖機されるとオイル量が少し変化するようなので、 完全暖機をしながらオイルがもれてきてないか?
確認するといいと思います。
まだCVTは学習値を持ってるらしく、 CVTの学習値を一度リセットした方が効果が更に期待出来そうです。 また、 今回アイドリングストップ車で、 電動オイルポンプの脱着がありましたが、
「電動オイルポンプのエア抜き」と言う作業がある様です。 学習値のリセットと、 ポンプのエア抜きは
ディーラーの診断機を使わないとダメな様です。
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