取り付け時のポイント・感想
[車種名]ジムニーシエラJB74
ジムニーシエラ3型までは、 エアコンのドレインホースから排出される水がラダーフレームの上に直接落ちる構造になっていました。 これは3型の途中で改善されたとのことですが、 私のジムニーはその改善前の型式であるため、 フレームのサビの原因になることが心配でした。 そこで、 排水の方向を変える改善後のホースに交換することにしました。
作業自体は比較的簡単で、 まず助手席足元の左側にあるサイドパネルを外し、 内装マットをめくります。 すると、 ボディ側のグロメットが現れるので、 それを外します。 次に、 右側にある古いドレインホースを本体から外しますが、 このときホースバンドがあるので慎重に作業を進めます。
改善前と改善後のホースの違いとしては、 改善後のホースは排水の出口にへの字型のパーツが追加されており、 これによって水の排出方向が変わるようになっています。 このため、 フレームに直接水が落ちる心配がなくなりました。
次に新しいホースを取り付けますが、 グロメットが二重構造になっているため、 雨水が入らないようしっかりと取り付ける必要があります。 取り付け後はボンネット側からも確認して、 確実に固定されていることを確認します。 唯一難しいのは、 ホースをボディ側に取り付ける際の狭いスペースでの作業です。 ここでは、 指が痛くなるほど狭い場所での作業でしたが、 先の曲がったペンチを使うと少し楽に作業できました。 ホースバンドは元の位置にしっかりと固定することが重要です。
新しいジムニーでは、 ボンネット側でホースをボルトで固定する構造になっているようですが、 私のジムニーにはそのようなボルトはありませんでした。 ボディに穴を開けたくなかったため、 耐候性と耐塩害性のあるタイバンドとタイベースを使用して固定しました。
最後に車内のマットとサイドパネルを元に戻し、 作業は完了です。 これで、 エアコンの排水によるフレームのサビの心配がなくなりました。 作業時間は約30分程度でした。
この部品をYahoo!で見る
この部品を楽天市場で見る
この部品をAmazonで見る
|